神奈川の逃走事件に見る危機管理とリスク管理

 
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こんにちは、リノサマです。

先日、神奈川県で起きた実刑判決を受けて保釈されていた容疑者が逃走した事件について、危機管理とリスク管理の観点から、検証して見たいと思います。

はじめに

まず、この事件の再発防止策は横浜地方検察庁(以下、地検)が調査を行い公表するということですが、ニュースで報道されている内容からすると色々と不手際があったと考えられます。

なぜ、こんなことが起きてしまったのかみなさん疑問に思うところでしょう。昨年から、同様のケースで刑務所などからの逃走などが頻発しており、日本の公安の信頼が揺らいでいます。

先日、容疑者は逮捕されましたが、地検のトップが記者会見を行い一連の対応の不手際について謝罪していました。このことは、ニュースで報道されていましたが、あまり例がないことだったようです。

危機管理

今回は、容疑者が逃走した情報を近隣住民や地元自治体に通報したのは、事件が発生して3時間が経過したあとだったとのことです。この3時間は近隣住民や地元自治体は何も知らなかったことになります。

近隣住民は普通の生活を営んでおり、警戒する余地もなく容疑者が住民を襲う機会も十分にありました。

危機管理では、二次被害をどのように防ぐかがポイント、通報や情報伝達の遅れは致命的となります。

例えば、自動車事故を起こした場合は、けが人の救護と救急車や警察への連絡、周りの安全確保が最優先で求められます。今回のケースは、住民に被害が及ばないように注意喚起することを最優先すべきだったのではないでしょうか。

次になぜ、逃走の情報を伝達するのが遅れたのか不思議です。

これはあくまでも私の推測ですが、悪い知らせを上司に報告しづらかったため、容疑者を確保することを優先してしまった。これは、どこの会社でもよく見かけるパターンで、報告しづらい理由としては、上司から叱られる、評価が下がる、昇進が遅れるなど色々な要因があります。

また、油断をしていたことも考えられます。容疑者が逃走することを想定していなかったため、どのように行動をすればいいのか迷っているうちに時間が過ぎてしまった。不意を突かれたため冷静さを失い、舞い上がっているうちに時間だけがどんどん過ぎていった。

仮に推測通りだった場合は、悪い事ほど正確な情報を適切に伝達して、責務を全うしなければならないところを残念ながら、おろそかになってしまった不手際のケースです。

適切な危機管理は、住民の身の安全を確保するため、自治体や地元の警察と連携して安全対策を講じることやマスコミに公表してメディアを通じて、住民の特に子供やお年寄りの外出をできる限り控えるなど注意を呼びかける必要があったと考えます。

なお、情報伝達の遅れの言い訳として、「情報が一人歩きして住民がパニック起こすので控えた」と記者会見等で耳にすることがあります。

情報を元に行動するのは本人の自由であり責任です。知らないと知っているとでは全く違うことは誰でも分かることだと思います。

リスク管理

この事件の最大のリスクは、容疑者が逃走することだったはずです。逃走した場合は住民の生活に多大な影響が及んだり、容疑者が抵抗して関係者がケガをすることが考えられるからです。

これ以外にもリスクはたくさんあると思われますが、これらのリスクを事前に防止する対策として、どのようなことを行なっていたのでしょうか。

ひとつは、容疑者が凶器を持っていた場合や抵抗した場合を想定して、銃器や防具などを準備して、抵抗できないように威圧する。また、逃走に備えて、要員を増やし住宅を取り囲むなど態勢を強化しておく。

ニュースの報道によれば、地検職員と厚木署員の数名が容疑者を刑務所に収容するため自宅前で待機していたようですが、拳銃は所持していなかったとのことでした。

この事からすると相応の準備が十分にできていなかったのではと思われます。

なぜ、準備していなかったのだろうか疑問が残る。

今回の件では、事前のレビューやリスク管理に関して地検の中で、情報共有ができていなかったと言わざるをえない。また、逃走した場合に、どのように対処するか地検職員と厚木署員の間で十分な意思疎通ができていなかったのではないかと推測します。

容疑者は抵抗せず、おとなしく収容できると思い込んでしまい、油断をしていたとすると、リスク管理が全く行われていなかったと言われても仕方ないかもしれません。

トップは現場担当者に全てを任せるのではなく、内容を十分把握した上で俯瞰した見方で意見しておけば、今回の事件は未然防止ができていたと考えます。

まとめ

今回の事件では、近隣の学校は事件が発生した19日の翌日から23日に逮捕されるまで4日間休校になったとのことでした。そのほかにも社会的な影響や経済面でも無駄な出費になったと思われます。

地検トップは謝罪に追われていたようですが、処分されるのはおそらく現場担当者でしょう。いずれにしても、このような事件が二度と起きないよう再発防止対策を講じること、リスク管理と危機管理について徹底して欲しいと願っています。

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