だれでも簡単、ドライブレコーダーの取り付け

こんにちはリノサマです。
日常の買い物や行楽地へのお出かけで、自家用車を運転する際に、ヒヤッとすることがあります。
万一、交通事故に巻き込まれ、相手と意見が食い違う場合は、ドライブレコーダーに記録された映像は心強いものとなります。
そこで先日、ネットショップでドライブレコーダー(LACITAジャパン CITADVR-001)を購入し、自分で取り付けてみたところ、意外と簡単にできましたのでご紹介いたします。
また、ドライブレコーダーを実際に使用した感想や取り付ける際の注意点なども記事にしてみましたので、取り付ける予定の方は、参考にしてください。
*はじめに
ドライブレコーダーを業者に取り付けを発注することもできますが、工賃が数万円かかることを考慮すると自分でやってみることにしました。
どこの自動車メーカーも車体の構造は、おおよそ同じなので少し知識があれば、車内に配線する電源ケーブルも目立つことなく設置できます。
カメラ本体は、ウインドガラスに吸盤もしくはシールで貼り付けますが、ルームミラーの裏に隠れるので、こちらも目立たなくでき、運転中の視界の妨げになることもありません。
*商品の選定
ヤフーや楽天のネットショップで、ドライブレコーダーを検索すると関連する商品が沢山出てきますが、機能や性能、価格も多種多彩なので、どれを選ぶか迷います。
経済的なことを考慮すると価格が安い製品がいいのですが、せっかく取り付けて、肝心な時に録画されていなかったり、画質が悪く画像がぼけて内容が判断できなければドライブレコーダーとしての役割を果たせません。
性能の条件としては、以下の項目を目安にしました。
- SDカードに記録でき、カメラから取り出してパソコンで再生できること。
- 自動で上書きサイクル録画されること。
- エンジンが起動、停止すると自動的に録画を開始、終了すること。
- 300万画素以上の画質を確保できること。
- 車に衝撃を感知した場合はロック保存機能があること。
- 夜間でも見えるよう撮れること。
筆者が購入したドライブレコーダーは、LACITAジャパン(日本製)のCITADVR-001です。
こちらの商品を選んだ理由は、素人でも簡単に取り付けられる機種で、価格がお手頃(1万円前後)だったことです。
*取り付け方
カメラ本体はルームミラーの裏の付近に吸盤もしくはシールで固定します。
電源はDC12ボルトをセンターパネル(コンソール)にあるシガーソケットから供給するため、カメラを取り付けるフロントガラスまで電源ケーブルを配線します。
配線ルートは、運転席からと助手席からとふた通りありますが、今回は、ケーブルが目立たない運転席からにしてみました。
シガーソケットから運転席のハンドルのうしろを経由し、ドアと車体の間にあるウエザーストリップを外し、ウインドガラスの内張りにそって天井裏まで通します。
天井裏からルームミラー付近まで通して、あとはカメラにプラグを差し込めば完了です。
ハンドルのうしろは、ケーブルが垂れ下がってくるため、コードレールや両面テープで固定します。
*気を付ける点
内張りを外す際は、サイドエアバッグが作動しないよう慎重に行ってください。乱暴に引っ張ったりするとエアバッグが誤って作動するおそれがあります。
できましたら、作業する前に車に備え付けた説明書に目を通すことをお勧めします。
自己責任で行ってください。
*使用した感想
SDカードに録画された映像をパソコンで再生してみましたが、画質は思った以上に良好でした。
広角レンズを採用しており、運転中の視界とほとんど同じくらいで撮れます。前を走る車のナンバープレートもはっきり分かります。
音声も録音されていますので、車内の会話や走行中のエンジン音、対向車線を通りすぎる車の音まで入っています。
16GBのSDカードにフルHDで記録した場合、1日平均20分くらい運転するとおおよそ1週間くらい録画できるようです。
取り付けてから3か月くらい経過したところで、いくつか使用上の課題が出ました。
運転を始めて2~3分で録画が停止してしまったり、カメラ本体の液晶画面に「録画画像が保護ロックされません ロックファイルを削除してください」とアラームが出ました。また、時計が初期値に戻ったりすることもありました。
原因は、初期設定のままで衝撃センサーの感度調整をしていなかったため、ちょっとした衝撃で保護ロックファイルが沢山できてしまい、メモリー容量の25%を超えてしまったからでした。
説明書によれば25%を超えた場合は、不要な保護ロックファイルを整理するよう記載がありましたので、SDカードをフォーマット化しました。
また、衝撃センサーの感度をすこし弱めることで、保護ロックファイルの生成を減らすことにしました。もう一つの対策として、1週間程度使用したらSDカードをフォーマット化することで、安定して録画できるようになりました。
*まとめ
ドライブレコーダーは、いいものが日々商品化されており、リアカメラ付きや360度を撮影できるカメラが1万円前後で販売されています。
ドライブレコーダーの製造メーカーも、カーナビと同様に商品開発に力を入れており、ますます高性能で信頼性の高い製品が市場に出てくると思います。
ドライブレコーダーといえば、バスやタクシーなど業務用車に常備されているもので、自家用車はまだ先だと思い込んでいました。しかし、安心して運転できることを考えるとカーナビやETCと同様に必需品となりつつあります。