Latteの思い出 スキニーギニアピッグとの素敵な日々

ライフ

こんにちは、Latteと言います。

みなさんはスキニーギニアピッグをご存知ですか。モルモットの仲間ですが、このように毛がありません。時々、ペットショップにいることがあります。

スキニーギニアピッグは、その名の通り、モルモットのような身体の形状をしていますが、全身にわたってほとんど毛がない特徴があります。そのため、裸モルモットやヘアレスモルモットとも呼ばれます。皮膚の色はピンクや灰色が一般的で、腹部には少量の毛が生えることがあります。

スキニーギニアピッグは、可愛らしい外見と友好的な性格で人気を集める特別なペットです。一般的なギニアピッグとは異なり、スキニーギニアピッグは体に毛がほとんどなく、シンプルで魅力的な姿が特徴です。

今回は、わたしの日常について紹介いたしますので、ご興味がある方は少しお付き合いください。

まずは、自己紹介

生年月日は、2016年11月11日です。性別は女の子、体長はおおよそ20センチ、体重は800gでした。生まれた場所は、不明。

年齢は、3歳4か月(2020年2月時点)ですから人間でいえば30歳くらいでしょうか。

ペットショップにいた時は、ゲージの表札に「子ぶたさんじゃありません、モルモットです」と書いてもらっていました。

ペットショップでは3か月ほど飼われていました。ゲージが小さかったため、いつも寝てばかりでした。

ペットショップでは

ペットショップには、わたしと一緒に飼われていた男の子がいました。この子の誕生日が10月10日だったことから、わたしの飼い主が勝手にジュウベイという名前で呼ぶようになりました。もちろん正しい名前ではありません。

ジュウベイは沢山牧草を食べたのか大きく成長して、体長はわたしの1.5倍くらいになりました。

ちなみにジュウベイは、1年半ほど飼い主が決まらず、ペットショップで飼われていました。

わたしと同様にキャベツを美味しそうに食べていましたが、貰える量が日に日に少なくなったとぼやいていたとのことです。

わたしの飼い主の話だとその後、飼い主が現れたそうです。わたしも安心しました。しかし、ジュウベイともう会うことはないかと思うと寂しく感じます。

わたしのお食事

牧草のチモシー、バミューダヘイが主食です。これをたくさん食べないと歯が伸びてしまうため、毎日欠かせません。

次に、モルモット用栄養剤とゼリーをビタミンCの補給で食べています。

大好物は、乾燥させた青パパイヤとマンゴです。おやつでもらっていますが、美味しくて食べ始めると止まりません。もう一つくださいと鳴いてせがみます。

生野菜はレタス、セロリ、ピーマン、キャベツを食べます。季節によって、スイカや梨などの果物を飼い主から、おすそ分けしてもらっています。大好物は、浜なしです。サイコロ状に食べやすく切ってもらっていただきます。

ちなみに、体重は900gだったのですが、こちらに来てから1100gになりました。最近は少々、運動不足なのか太り気味です。

ライフワーク

わたしはシャイなので人によって対応が違います。例えば、お母さんは、ゲージの前を通るだけで、「ウインウイン」と大きな声で相手してくれとせがみます。

逆にお父さんは、餌をもらうときだけ鳴きます。それでもお父さんは、わたしがなついていると思い込んでいるようです。これからは、お父さんも暇そうなので、少しは鳴いて相手をしてあげようかと思っています。

土曜、日曜は家族がいるので寂しくないのですが、平日はみんな出かけるので、ひたすら寝るしかありません。牧草はたくさんありますが、あまり美味しくないのです。

冬になると寒さに弱いため暖房が入ったゲージで1日中、過ごしています。暖かくなる春から秋は、飼い主にゲージから出してもらって、部屋の廊下を歩き回ります。

以前はゲージから自分でジャンプして飛び出ることができましたが、一度、ゲージの金具に足を引っ掛けてしまって、後ろ足の指を骨折してしまいました。

これ以降は怖くて自分で出ることが出来なくなりました。出たい時は飼い主に、抱っこして出してもらっています。ゲージに戻るときは、自分でジャンプして飛び込んでます。

3か月に1回は動物病院に連れて行ってもらってます。特に病気ではないのですが、定期検診とツメを切ってもらっています。主治医のS先生は、ご自身もモルモットを飼っているそうで、わたしの診察も手馴れたものです。

上半身を触られるのは気にならないのですが、お尻を触られると怖がりなので怒ります。

トイレは、ゲージの中にペレットがあり、そこでオシッコをします。大きい方は、食べるとすぐに出てしまうので、そこらじゅうに、ばらまいています。

ちなみに便の大きさは柿の種をひと回り小さくしたくらいです。

エピソード

1年ほど前、わたしがゲージから外に出て遊んでいるとお父さんが立ちくらみを起こしてわたしの方に向かって倒れこんできました。家族のみんなは、わたしが潰されたと思い込み、必死で安否を気遣ってくれました。

幸いにもわたしは、いち早く異変に気付きダッシュでその場から離れ安全な場所にいました。

ちなみに、お父さんはゲージの角に頭をぶつけたのかコブが出来たそうです。家族はわたしを心配してくれましたが、倒れたお父さんは誰も心配していなかったようです。

こちらに飼われて最初の頃は、オシッコを吸い取るペットシートをゲージの中に敷いてもらっていました。わたしは、なんでもかじって食べます。特に、ビニールは大好きです。これをつい、ムシャムシャと誤って食べてしまいした。

飼い主さんが気づいてくれて、それからは、このシートを使わないようにしていましたが、ビニールを見ると美味しそうなので食べたくなるのです。

特技

お腹が空くと「ウインウイン」とかなり大きな声で鳴きます。ゲージに前足を引っ掛けて、食べるものが欲しいとせがみます。

ぴょんぴょんジャンプもできます。太っているわりには、すばしっこく、足は速い方です。

 

わたしの夢

わたしが、このおうちに来て早くも3年が経過しました。これまで、大きな病気もせずに、寒い冬もなんとか3回越せました。

2年前に食べ過ぎたことでお腹の調子が悪くなり、便の排泄がうまく出来なくなりました。夜中じゅう鳴きました。病院で整腸剤をもらって、3日ほどで治りました。

わたしの夢は、1日でも長生きして美味しいものを沢山食べることです。子供を産んで子育ても経験したいのですが、飼い主は、子供産むと長生き出来ないと思っているのでしょう。

皆さんもペットショップでわたしの仲間達を見つけたら、わたしを思い出して下さい。では、またお会いしましょう。

2021年11月25日、正午にLatteは旅立ちました。(飼い主代理より)

5歳と14日の生涯でした。人間ですと60歳でした。

美味しいものをたくさん食べて、楽しい時間をたくさん過ごせたと思います。

ありがとうLatte、さようなら。

2022年4月上旬 弘前公園にて

飼い主代理より一言

Latteが旅立って1か月経過しましたが、いまだに癒されることはありません。生活のルーチンワークをうまく切り替えられずにいます。

スキニーギニアピッグは小動物ですが、たくさん食べるのでウンチやおしっこがたくさん出ました。毎日、ゲージの中の牧草を新しいものに入れ替えてあげるなど掃除をしてあげないと快適な生活を送れないのです。

ですから、餌やりとか掃除などの世話をする事が意外とたくさんあったため、それらのルーチンが家族の生活の一部になっていました。Latteがいなくなって初めて、その存在感の大きさに気づかされました。

岩木山を望む

少し気持ちが落ち着いてきましたので、Latteの最期についてふれたいと思います。旅立つ2週間前に、Latte5歳の誕生日に主治医のところへ定期検診に行きました。モルモットの健康のバロメーターとなる口の中を見てもらい、触診など問題なかったため、身体のレントゲンを撮りませんでした。

旅立つ3日前から、下痢気味の症状が出て、その後、咳をし始めました。定期検診は3か月ごとに状況を見てもらっていましたので、そのうち治るかなとそのまま様子見してしまったのです。

高野山にて

しかし、症状は悪くなる一方ですぐに病院に連れて行きたかったのですが、タイミングが悪く主治医が2日間お休みで連絡を取ることができませんでした。3日目にようやく、病院へ連れて行ったのですが、喘息気味だったことからレントゲンを撮ろうとしたところ、心臓が止まってしまい、そのまま息を引き取ってしまいました。

モルモットは繊細なので、ちょっとしたことで心臓が止まるおそれがあることは理解していましたが、現実となってしまいました。

大阪城にて

もっと早く、病院に連れて行ってあげれば良かったのですが、小さい頃から5年間通った主治医以外の病院に行くのはちゅうちょしましたし、小動物の専門医は少なく、どこの動物病院でもいいということではなかったのです。

病気の兆候がなかったわけではありませんでした。3か月ごとに行っていた9月の定期検診から体重が100グラムも落ちたこと、ウンチの形が細くなったこと。

京都大原にて

ただし、仮に11月の定期検診で病気が見つかったとしても手術は避けたでしょう。年齢的に体力もない状態で小さな身体にメスを入れることを考えると2週間でも長く、生きてくれた方が良かったと思いました。

Latteの生涯は5年間でしたが、大好きだったオヤツの青マンゴやパパイヤ、ケールやセロリを食べさせてあげることができました。飼い主としては、最後までLatteに愛情をそそぐことが出来たと信じています。

モルモットやスキニーギニアピッグを飼っている方、これから飼いたいと思っている方に、少しでも参考になれば幸いです。

トイストーリーホテルにて

スキニーギニアピッグは愛らしさ溢れるペットであり、私たち家族との深い絆を築くことができました。愛情を込めて名前をLatteとつけました。ほんの少しですが、幸福な生活を送ることができたかなと思っています。

もし、スキニーギニアピッグを飼う機会がございましたら、定期的なケアと健康チェックで、彼らが元気で快適な状態で過ごせるように心掛けてください。そして、一緒に楽しい時間を過ごして、一生の友として大切にしてあげてください。

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